音楽のような?


シネモザイク神戸@ハーバーランドで『トランスフォーマー』を観る。見える音楽(といっても、眼は全然追いついてないけど)。変身は音楽の愉しみ。でもオートボットのリーダーであるオプティマス・プライムの大仰なセリフがその口から洩れるとき、そしてそれが一義的で絶対的なものとして響くとき*1、それは折角のシビレどころなんだけど、音楽としては、ちょっと貧しい。『悪魔とダニエル・ジョンストン*2をDVDで。こっちはというと、「変心は音楽、音楽こそ変態」ってな感じ。音楽そのものにトランスフォームした人にとって、自分自身でいることとは、何なのだろう。内容については、http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060414 が詳しい。

*1:たとえそれが「自由は、心ある存在すべての権利だ」のようなセリフであっても。

*2:『THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON』、2005年、米、ジェフ・フォイヤージーグ監督作品。