『洞窟へ』
- 作者: 港千尋
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
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再読。とくに4章 記憶のシステム、5章 脳と洞窟、6章 美しき動物たち。洞窟こそは身体であり、身体化された心であり、心の進化の途上で起きたひとつの奇跡である、と著者はいう。この本ではスティーヴン・ミズンはマイズンと表記されて紹介されている。以下は参考文献からのメモ。
- ノーウッド・ラッセル・ハンソン『知覚と発見―科学的探究の論理〈上〉』『知覚と発見―科学的探究の論理〈下〉』(渡辺博、野家啓一訳、紀伊國屋書店、1982年)
- ジェスパー・ホフマイヤー『生命記号論―宇宙の意味と表象』(松野孝一郎、高原美規訳、青土社、1999年)
- アントニオ・R・ダマシオ『生存する脳―心と脳と身体の神秘』(田中三彦訳、講談社、2000年)
- アンドレ・ルロア=グーラン『先史時代の宗教と芸術』(蔵持不三也訳、日本エディタースクール出版部、1985年)
- アーサー・ケストラー『創造活動の理論〈上巻〉芸術の源泉と科学の発見』『創造活動の理論〈下巻〉習慣と独創力』(大久保直幹他訳、ラティス、1966年・1967年)
- アネット・カミロフ=スミス『人間発達の認知科学―精神のモジュール性を超えて』(小島康次、小林好和監訳、ミネルヴァ書房、1997年)
- エドワード・リード『アフォーダンスの心理学―生態心理学への道』(細田直哉訳、新曜社、2000年)