『ニーチェ』

動じないことが強さだとしても、やはり無反応ではなく誰かがそれを「始まり」だと認めてその声を「最小の耳」で聞き届けること。しかし… (引用は下の本p161からの孫引き)


 スベテヲ理解スルトイウコトハ、スベテヲ軽蔑スルトイウコトダ……「神様って、どこにでもいらっしゃるって、本当?」と幼い少女は母親に尋ねた。「でも、それって、失礼じゃない」。(『ニーチェワーグナー』「エピローグ」第二節)