『ゲド戦記』

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光は影、影は光。
あとから龍であったと知るのではなく、さきに龍であると知らざるを得ないところに、やさしさの(あとに生きるものの、子であることの)悲哀を感じる。
奥行きの平板さを打破するのは、やはり運動、とりわけ垂直方向の、だったか。
海を飛ぶ夢」を彷彿させる降下から転じて上昇へのシーンが印象的。
(というか、これってディズニーアニメが得意にしてたものだけど、降下し上昇するものの姿を、画面に全く映さなかった、という点で)