『ビル・クラクストン』

JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ [DVD]

写真家ウィリアム・クラクストンの半生を追ったドキュメンタリー。
ウェスト・コースト・ジャズのレコード・ジャケットで有名な彼だが、映画は、当時の写真や彼自身の証言、関係者たちへのインタビューで構成されている。
クラクストンの温かい人柄がよくでている。
チェット・ベイカー、スティーブ・マックイーンは、写真だけの登場だが、十二分にかっこいい。
デニス・ホッパーやダイアナ・クラールも出てくるが、ヘルムート・ニュートンとの対話が対照的な人間を浮き上がらせて、面白い。

『JAZZ SEEN:THE LIFE AND TIMES OF WILLIAM CLAXTON』、2001年、独、ジュリアン・ベネディクト　Julian Benedikt　監督作品。